第5回 全国城サミット in 松山
1月27・28日に開催した「全国城サミットin松山」では全国から約4000人の方にご参加いただき誠にありがとうございました。
27日の記念シンポジウムでは、お城の魅力を再発見!パネリストの皆さんの熱い城トークで盛り上がりました。翌日には実際に松山城を体験するイベントを開催、あいにくの空模様でしたが、子どもたちの元気な姿が松山城のあちこちで見られました。
当日の模様と基調講演の要約をご紹介いたします。これからも松山城を応援してください。
オープニング現存12天守の紹介
彦根市キャラクター「ひこにゃん」と松山城マスコットキャラクター「よしあきくん」が現存12天守を紹介。二人はすっかりお友達になったようです。
墨絵ライブペイントショー
松山生まれの墨絵イラストレーター、茂本ヒデキチさんのライブペイント。迫力あるタッチであっという間に加藤嘉明公と松山城が完成。作品はロープウェイ駅舎2階に展示しています。ぜひご覧ください。
基調講演
広島大学大学院教授の三浦正幸先生に講演いただきました。先生は天守をはじめ櫓・城門・御殿・石垣などの城の構造物の調査とその復元的研究を行い、その歴史を明らかにする取り組みを実施されています。松山城の魅力が現存12天守の中で最後に建てられただけではないということを、天守の成り立ちの歴史を踏まえ、松山城の知られざる魅力をお話いただきました。
パネルディスカッション
元NHKアナウンサーの松平定知さん、姫路城総合管理室長の奥村正彦さん、松山大学大学院教授の久保進さんと基調講演をいただいた三浦正幸さんをパネリストに迎え、「お城と城下町の魅力」をテーマにパネルディスカッションを行いました。松平さんと松山のゆかり、松山城の歴史、日本で初めての世界文化遺産に登録された姫路城の大天守保存修理工事の苦労話、城下町の魅力など多岐に渡るお話をいただきました。
28日イベント
150名の子ども武将隊が自作の段ボール甲冑で松山城の攻略に挑戦。難問クイズに苦戦しながらも、元気に本丸広場ゴールにたどり着きました。ゴールでは丸亀城鉄砲隊の迫力ある演武と名古屋おもてなし武将隊の演武があり、射的や石落としを体験し充実した一日を過ごしました。